男服のカジュアルは男性にとって結構むずかしく感じるようですが、実はそうでもありません。車やゲームやスマホよりもとても簡単だと思います。
むずかしく感じる理由は、男子は着るものにそれほど興味を持たなかったり、周囲の男子もそうだから考えることが少なかったのだと思います。
会社員はビジネススーツで、学校は制服が多かったしなどと考える機会もなく、済んでしまったのでしょう。周りもおしゃれな男子は少なかったから。
しかも経済的にもあまり余裕もないので服にそれほどお金も使えないし服も高かったし、飲み代やゴルフや旅行などお金の必要な分野が多いなど。
でも、気温はどんどん上がるし、景気はどんどん上がる時期は過ぎ、下がるか低迷ばかりで収入は増えない環境で、カジュアル化は進み、服はベーシックから、ロックやパンクまで幅広くあり過ぎるので迷うのでしょう。
しかし、特別な好みはその環境の人が好きで選ぶものですから普通の人には関係ないのです。大半は普通の人です。
男服コーディネートは普通の服をきれいに着るだけでいい。
日本も先進国になり、外国の人とも普通に出会うし、会社によっては会議は英語でするという会社さえ増えてきたのです。
エネルギーの節約と言う意味でもクールビスが提唱されカジュアル化も必要になったのです。ここで突然崩し過ぎの人が続出してしまいました。
そうではなく、ビジネススーツに、シャツとネクタイではないコーデが加わっただけです。今までどうり大事な場面ではビジネススーツも必要です。
次は、ジャケットにスラックスとノーネクタイのシャツというコーデが次のステージです。このように一段づつ階段を上がっていけばいいのです。
スーツでなく別々から選びますが、大きくは形は変わりません。記事やデザインのディテールが少し変わるだけです。上下セットもありますが、たいていは別色でコーデします。
シャツも大きくは変わりませんが、ネクタイなしでも決まるように、衿や前立てにデザインがあったりするだけです。
ビジネススーツに着ていたワイシャツからネクタイを外しただけではだらしない感じになります。
カジュアルスタイルを着たコーデを、テレビ、雑誌、通販サイトなどから見て学びこれなら嫌いじゃない、自分が来ても違和感ないと思えるコーデを真似ることから始めましょう。
ヒントはお持ちのビジネススーツです。その感じに似たテーラージャケットから始めればいいし、ネイビーかグレーでよいです。このどちらかがきっと似合います。
そしてジャケットに合う配色のスラックスを選ぶだけです。スラックスの形はビジネススーツの下と同じです。ネイビーのジャケットなら、濃いめのベージュかグレー系のスラックスで合うでしょう。
シャツは白かサックスのボタンダウンや小さめの衿がいいでしょう。基本セミワイド衿です。ネクタイを結ばないのでワイドカラーでもいいですね?
ネクタイでワイドカラーだとズレが目立ち難しいですが、ノーネクタイなら気軽です。